[ 東京タラレバ娘] 第8話 水曜22:00~23:00 日テレ系列

「あざとくなれない女とあざとくなった女」

 

 

「あざとい」

①抜け目がなく貪欲であること。 ②小利口 小狡いさま、抜け目のない感じのあるさま、やり方があくどいさま、たちの悪い様子、といった意味の表現。文脈によっては「浅はかにも」のようなニュアンスも含まれる。 (三省堂 大辞林より)

 

タラレバ娘達は、良くも悪くも純粋だ。 この3人が結婚したいのにできないのは、本気で理想の王子様が現れると信じているからなのだ。

「王子様なんていないのはわかっている」とか言いながら、本当は心のどこかでまだ期待しているのだ。

 

そんな3人の中でも1番あざとくなれないのが、香織だ。

 

あざとくなれない女

 

昔の男・涼(平岡祐太)との関係をやめられない香織(榮倉奈々)に、妊娠疑惑が持ち上がる。

「もし、妊娠していたらどうしよう」と不安になる中で、「でも、これをきっかけに妻の座に昇格できるかもしれない」と、淡い期待を抱く。

 

恐る恐る、涼の気持ちを確かめたところ、 「責任取るよ」 との言葉。

もし妊娠していても大丈夫だ、と香織は一安心する。

 

けれど結局、妊娠はしていなかった。 その事を告げると、 「良かったー!」と喜ぶ涼。

その反応は、とてもとても傷つくよ…。

 

一瞬、2人の未来を思い描いてしまっただけに、その未来がなくなったことを喜ばれたら…。

 

香織は、もっとあざとくなるべきだった。

妊娠したと嘘をついて結婚まで持ち込むくらい、あざとくしたたかになるべきだった。

 

「まだ父親になる覚悟ないよー仕事もしたいし」 なんて言っているふわふわした男を手に入れたいと本気で願うのなら、 そのくらいの行動をしなければダメなのだ。

 

あざとくなった女

 

3人の中で、最近あざとさが上昇してきたのが倫子(吉高由里子)だ。

地方ロケの打ち上げで、酔った勢いかなんなのか早坂(鈴木亮平)とキスをした倫子。

 

翌日食事に誘われ、「このまま付き合って結婚するかも!」と舞い上がる。

けれど、食事の席では 「酔った勢いであんなことしてしまって申し訳なかった」 と、なかったことにするパターンだった…。

 

落ち込むけれど、 「幸せは自分でつくるものだ!」 と決心した倫子は自分の気持ちを伝えに行く。

 

ここでふと、倫子はいつの間に早坂さんのことをそんなに好きになった?? と疑問に思う。

 

元々の気持ちが芽生えたのがいつかなんてわからないけれど、「好き!」と確定したのは、明らかにキスした後なのだ。

つまり、「イケそう」だから恋になったのだ。 そして、それは早坂さんも同じ。

 

キスをしてきたのは倫子の方だし、 可愛いとはいえ40近いおじさんが イケるかイケないか判定できないわけがない。

あのキスがあったことで、お互いに「イケそう」と判断し、恋になったのだ。

 

あざといかどうかで言えば、とてもあざとい。

抜け目がなくて、貪欲で、小利口だ。

 

でも、だから2人は上手くいったのだ。

そして、お互いがあざといことを、誰よりもよくわかっているのだ。

 

この3人があざとくなれなかったのは、 東京で生きてきたからこそ、かもしれない。

地方にいたらきっと、ある程度のところで現実との折り合いをつける。

 

けれど、キラキラした東京では夢を見続けられてしまうのだ。

 

しかし「結婚したい」と願うのなら、もっとあざとくなれよ、 見ている女子はじれったく思う。

そして、あざとくなった倫子には是非ともこのまま早坂さんと結婚して欲しいと願うのみだ。

 

 

たがみゆうこ

 

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