【怒り新党】新三大絵本が子供には刺激が強すぎてヤバい!
2015年11月5日放送のマツコと有吉の怒り新党の新三大は『子供向けらしからぬ刺激が強い本』シリーズです。
最近は子供だけでは無く、大人向けの絵本も制作されているほど絵本ブームですよね!
人気が上がることで、取り扱うジャンルが増えてきており、中には「地獄」や「怪談」と言った刺激の強い絵本の割合が増加しているようです。
今回はその中でも特に刺激の強すぎる本をBEST3を紹介いたします!
「だから」
1作目は「だから?」という作品です。
イギリスで2005年に発行された本で、学校図書館が優秀な絵本に贈るBCCBブルーリボン賞にも選ばれています。
見た目は可愛らしい絵柄なのですが、中身はゾッとする感じになっています。
『あらすじ』
父と子と、2人の親子が出てくる物語。
子供のビリーはどんなものを見せてあげたり、プレゼントしても全く喜ぶ気配を見せず、いつも「だから?」と言って興味を示さない。
そんなビリーに父親は、ある日「世界で一番腹べこの虎」を見せますが、相変わらずビリーは「だから?」と言って興味を示さない。
すると突然、虎がガブリッ!と子供を食べてしまう。
そして子供が父親に「パパ〜!助けて!僕はここだよ」と呼びかけますが、父親は「だから?」と言う。
終わり
何かジワジワと来るお話ですね…
子供はこれを見て何を学ぶのでしょうか?どんなものを与えられても喜ぶ気持ちの大切さのでしょうか?
モノが溢れかえってしまった現代社会にこそ必要な絵本かもしれないですね。
「おやゆびしゃぶりのはなし」
2つ目は「もじゃもじゃペーター」という短編集に入っている物語の1つ「おやゆびしゃぶりのはなし」です。
原作者ホフマンが3歳の子供の為のクリスマスプレゼントとして書かれた絵本です。
子供のクリスマスプレゼントにしては刺激的すぎる内容がこちら▼
『あらすじ』
子供が留守番をする物語。
息子のコンラートは母親に「留守番している間、絶対親指をしゃぶっちゃダメよ!もし約束を破ったら仕立て屋さんが来て、たちまちあなたの親指を切っちゃうわよ。」と警告をする。
しかし母親が出て行くとすぐにコンラートは親指をしゃぶってしまう。
すると突然仕立て屋が現れ、ハサミでたちまちコンラートの親指を2つとも切り落としてしまう。
母親が帰ってくると、そこには親指を失って悲しい顔をしたコンラートが立ちすくんでいた。
終わり
すっごいストレートなお話ですね…挿絵がとてもインパクトあるので。それと相俟って恐怖が伝わってきます。
どうやらこの絵本が書かれた19世紀のヨーロッパでは子供へのしつけがかなり厳しかったという背景があるみたいですね。
確かになんでも素直に捉える子供の頃にこの内容の本を読んだら、そう簡単に悪いことは出来ないなとかなり効果がありそうですよね笑
「いちにちおもちゃ」
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3つ目は「いちにちおもちゃ」というお片づけが出来ない子供向けに書かれた絵本です。
『あらすじ』
一人の男の子がいろんなおもちゃを体験する話。
クレヨンになって頭を削られたり、コマで目を回したりといろんな災難に遭う男の子。
しかしそこで男の子はめげず、更にいろんなおもちゃを体験していく。
その後もモノレールの線路になって惹かれたり、けん玉になって尖っているとこにお尻が刺さったりとひたすら災難に遭う男の子が描写されていく。
最後はおもちゃの大変さを身を持って知った男の子が、後片付けをする。
終わり
個人的にはオチが普通だったので、ちょっぴり物足りませんでした。
ただ途中でおもちゃになって災難に遭う男の子の絵には惹きつけられるものがありますね。
けん玉の尖っている部分にお尻が突き刺さるシーンはちょっと衝撃でしたね…
マツコさんの「まだ早すぎるわよ」というツッコミも秀逸でした笑
子供が読めばその絵に魅せられ、お片づけの大事さを学ぶことに大きな期待を持てるでしょう。
絵本はインパクトのある絵とストーリーで構成されるので子供の印象に残りやすく影響が強いものです。
なのでお子さんに見せてあげる絵本は慎重に選んであげてくださいね!
あまり刺激が強すぎるものはトラウマになってしまうかもしれないので…