バットマンとスーパーマンはなぜ戦うの?理由や原作の関係について
映画「バットマンVSスーパーマン」が公開開始となりました。
しかしそもそも何故この2人が戦うことになったのかは疑問なところですよね~。
ということバットマンとスーパーマンが戦う理由についてや、原作での2人の関係について迫ってまいりたいと思います!
バットマンとスーパーマンが激突!何故2人は戦うことになったのか?
バットマンもスーパーマンも正義のヒーローであるにも関わらずなぜ戦うことになったのでしょうか?
その理由はまさにその“正義”というところにあります。
この“正義”に対する価値観の相違が両者の戦いの火種を産むことになります。
2人の対する正義のイメージはこのような感じです▼
スーパーマン
・大局的な平和を求めるために力を行使する。その過程で少なからずの犠牲が出ることは仕方がない。
バットマン
・悪を徹底的に排除するために力を行使する。弱い者が犯罪者の犠牲になっているのとにかく許せない。
この「少なからず犠牲は仕方ない」と「弱い者が犠牲になるのが許せない」というのが対立しているのかと思われます。
(結果的に犠牲が出るだけで、スーパーマンがそれを仕方ないと思っているかはちょっと分かりませんが)
スーパーマンはその大きすぎる力が故、正義を行使するのと同時に大きな代償を与えてしまいます。
予告でもあったように、スーパーマンは大きなビルが崩壊させています。
直接的な描写は無いにしろ、多くの命が失われたことでしょう。
出典:映画『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』特別映像より
そしてこの事件が2人の戦いをもたらすきっかけになります。
ビルから崩れた破片にバットマンの所有する会社・ウェイン・エンタープライズのロゴマークがありました。
おそらくビルには多くのバットマンの大切な人達がいたのでしょう。
出典:映画『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』特別映像より
このことによってバットマンは怒りとともに、スーパーマンの大きすぎる力の危険性を認識し、スーパーマンを倒すことを決意することとなります。
原作でのバットマンとスーパーマンの関係は?
まぁ原作というよりは、世界線が違うので別作品ということになりますが。
■ダークナイト・リターンズ
バットマンを10年前に引退したブルース・ウェインであったが、ゴッサム・シティの治安の悪化に自警活動を再開する。
しかしこの時代では、社会はこういったヒーローによる自警活動を良しと思っていなく、政府はダークナイトを逮捕しようとする。
そこで政府の元で命令を受けた、スーパーマンと対峙することになる。
こちらでも、やはり正義に対する考え方で対立していますね。
こっちだと少しスーパーマンは正義の犬っぽいイメージが強いですが…
しかしどっちもスーパーマンは悪っぽい立場に立たされて、ちょっと可哀相な気もしますね…
■DCコミックスの作品
ジャスティス・リーグというヒーローチームで一緒に戦う仲間。
ただここでも正義に対する考え方の違いでよく対立している。
また時には熱い友情を見せることもある。
ライバルっぽい関係というのが妥当。
全体を通して見てもやはり”正義”に対する考え方の違いが対立の原因となっていますね~。
でも2人とも平和を愛しているというところは共通しているので、何とかお互いを認め合って、手を取り合う姿を映画では期待したいものですね!