幸せを運ぶ眼鏡のネタバレ!あらすじや結末は?世にも奇妙な物語
今回は『世にも奇妙な物語SP』の映画監督編の紹介3弾ということで『幸せを運ぶ眼鏡』についてネタバレしてまいりたいと思います!
絶対最後幸せにならないオチだろうと思わせるこのタイトル笑
気になるあらすじや結末はいかに?
世にも奇妙な物語『幸せを運ぶ眼鏡』のあらすじは?
予告動画を見る限り、突然主人公の元に差出人不明でとっても怪しい宅配物が届くが気づいたら引き込まれていっている…ある意味定番の展開が予想されますね!
『あらすじ』
独身男・涼太(妻夫木聡)の家にある突然届『ウェアラブルライフサポート』という特殊な機能を持つ眼鏡が届く。
この眼鏡はユーザー情報を認識することで使用可能になり、掛けるとそのユーザーに必要な情報を教えてくれるというまさに未来を感じるハイテク眼鏡であった。
主人公の涼太は早速それを用いて、彼女・あゆみ(山本美月)をゲットしようとするのであったが…
これが前情報で明かされている『あらすじ』となります。
まぁこんな都合の良すぎる眼鏡、絶対裏があるに決まってますよね笑
おそらくは、最初説明書や利用規約を読まずに使いまくって『この眼鏡サイコー!!!』とか言ってたけど、実はとんでもない制約があること気づき、既に手遅れだという展開が予想されますね。
『使った分だけ寿命を削られる』とか、『この先起こる幸せを先取りしてしまう』とかいうのが僕のベタな予想です笑
某漫画のスカ◯ターのようにいきなり「なにぃぃ!!?」とか言って突然爆発しても面白そうですが笑
もしくは眼鏡に依存しすぎて自分で何も出来なくなるダメ人間になってしまい『技術の発展は時に人をダメにさせる』的なメーセッジを視聴者に送る的なものかと。
予告の最後に彼女から「あなたは眼鏡に操られているだけです」みたいな事言われていましたしね!
とりあえずバッドエンドであることは間違いないと思います←違っていたら恥ずかしい…
監督の本広克行さんの有名な作品としては、日本アカデミー賞も受賞された『踊る大捜査線 THE MOVIE』や最近では初の総監督を果たした『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』、ももクロが総主演した『幕が上がる』等が挙げられます。
また『世にも奇妙な物語』においても過去に『見たら最後(1992年)』『友子の長い(1994年)』『追っかけ』(1996年)』の3作品を手掛けておられます。
約20年振りとなる今回の作品への意気込みは相当高いと思われますので、非常に楽しみですね!
オチをネタバレ!
この作品は原作が存在しないので、放送前の現時点ではオチのネタバレをすることは出来ません。
【更新しました!!】
『技術の発展は時に人をダメにさせる』の方でしたね!あと新しいマーケティング手法?
- 取り立てて長所もなく、彼女もいない平凡な生活を送る主人公・涼太は彼女を作るために出会い系サイトに登録することにした。
- 自分のスペックが普通であることと、募集女性にかなりの理想の高い条件を入れたのにも関わらず、かなりの美女・あゆみから申請が届く。涼太は怪しいと思いながらも承諾をする。
- あゆみとの初デートに備え、色々と情報を探す涼太の元に一つの眼鏡が届く(ここのくだりに関してはあらすじをお読みください)
- 早速デートに眼鏡をつけていく涼太。その効果は絶大で、眼鏡が与えてくれた情報の通りに行動するとあゆみの好感度はどんどん上がっていく。
- 初デートは無事成功し、その後の関係もどんどん進行する。会社の方も眼鏡のサポートでどんどん出世していく涼太であった。
- そしてついにプロポーズの時がやってくる。
- もちろん眼鏡の与えてくれたセリフ通りにプロポーズをしようとする涼太であったが、途中で電池が切れてしまう。
- あゆみをその場に引き止め、部屋に戻り充電をする涼太。更に充電している間、時間を稼ぐためにケーキを買いに家を後にする涼太であったが、家を離れている間にあゆみが部屋をのぞいてしまい、眼鏡の秘密に気付かれてしまう。
- 帰ってきた涼太に「眼鏡では無く、ありのままの涼太さんと付き合いたかった」とあゆみに追いつめられた涼太は眼鏡をその場で地面に叩きつけ、踏みつけるという行動を取る。そして「僕が間違っていた。これからはありのままの自分であゆみさんと接したい」と言うが、あゆみは無言で家を出ていってしまう。
- 後日、本屋で働くあゆみの元に涼太が駆けつけ、自分の言葉でプロポーズをし、見事成功する。
- しかし実は眼鏡を割るというのも含め、後の行動も全てウェアブルライフサポートが指示した内容であった。あゆみに追い詰められた涼太に対してウェアブルライフサポートは「眼鏡をその場で割り、今指示しているセリフを言う。そして後日にコンタクト型のウェアブルライフサポートが到着するので問題ない」という内容が指示していたのであった。
- コンタクト型のウェアブルライフサポートを身に付けた涼太はあゆみに気づかれること無く、その後も幸せな人生を歩むのであった。
そして最後はウェアブルライフサポートの秘密が明かされます。サポートを受ける人物を幸せにする方向にもっていく過程で自然な流れで商品を購入させ、販売会社から仲介手数料をもらうことが狙いだったのです。
ツイッターのつぶやきを元にデートスポットを推定したり、美術館の絵に対して最適解の感想を実際に存在する本を元に導いたり(その過程で本を購入させる)というのは「いつか実現出来そう」と思わせる現実的な設定で良かったですね!
実際にsiriとかをもっと発達させたらそう近くない将来にもでてきそうです!流石にコンタクトレンズ型のデバイスは無理だと思いますが。
購入者もサポートがあれば出世し、収入も増えるので購買意欲が高まっても問題ないですし、商品を買ってもらえる会社も儲かりますし、サポートする側も仲介費用で儲かりますので、確かに誰も損しないでみんな幸せになれますしね!
まぁセリフでもあったように「眼鏡に操られた」人生なんて、全然楽しくなさそうですけど。多分そのうち眼鏡がなかったら何も出来ない自分に嘆き、自我が崩壊すると思いますよ笑
やっぱり技術が発展しすぎるのは問題ということを教えてくれる作品だったんではないかなぁと個人的に思いました!
また『世にも奇妙な物語『バツ』のオチをネタバレ!あらすじや原作は×?』で他の作品についても取り上げていますので宜しければどうぞ!
額にバツを付けられた人はどうなってしまうのでしょうか?