北海道新幹線の料金や時間を飛行機と比較!札幌駅の開業はいつ?

--Sponsored Link--

 

2015年9月16日にJR北海道が北海道新幹線を3月26日に開業することを正式に決定しました。

主に飛行機を使わないと東京から北海道に行くのが大変だった交通事情に大躍進ですね。

 

そこで北海道新幹線利用にかかる料金や時間を飛行機と比較してみました。

また今回は新函館までの開業となりますが、札幌駅の開業はいつになるのでしょうか?

今回はそんな北海道新幹線について触れていきたいと思います。

 

最終更新日:2016年9月13日

  • 新幹線の東京~函館間の正式時間、料金が決まりましたので更新いたしました。(2016/3/20)
    4時間の壁は超えられませんでしたね…

北海道新幹線と飛行機の料金を比較

乗り心地は間違いなく新幹線!ですがやはり気になるのは料金ですよね。

まずは料金の比較からしていきたいと思います。

料金の比較は東京駅 – 函館駅の往復運賃で行いたいと思います。

 

今回は東京駅と函館駅をそれぞれスタートとゴール地点と設定します。(機会があれば仙台 – 函館も比較したいと思います。)

飛行機の料金設定

飛行機は価格設定が非常に難しいので、なるべく新幹線と平等になるように以下の条件を設定します。

  • 羽田空港 – 函館空港(これしか現状無いです)
  • 飛行機は往復割引運賃設定(飛行機の割引は選択肢が多いので今回は考慮しない)
  • 航空会社はANAを選択(ただの贔屓目。何となく北海道新幹線の相手はANAがふさわしいかと。JALさんAIRDOさんすみません…)
  • レギュラーシーズン時の料金設定(新幹線はローシーズン、ハイシーズン料金が無いため。200円は誤差範囲)

飛行機の料金設定にばらつきがありすぎるため大分条件が多いですが、公平を期するために仕方がありません。

 

◆北海道新幹線の往復料金

【追記】

10月13日に新幹線料金が出ましたね。

片道料金が新函館北斗・東京間が22,690円で、東京・函館間が23,010円でした!

想定運賃よりちょっと高いですね!

 

※往復運賃は当日購入で43,640円です。

※「北海道お先にネットきっぷ」で片道17,010円、JR東日本の「スーパーモバイルSuica特急券」で片道15,460円まで下がります。

 

ということで、飛行機と条件を合わすために、当日購入の往復運賃で計算していきたいと思います。

 

これに新函館北斗 – 函館駅(はこだてライナー往復720円)を計算すると

43,640+720=44,360円

新幹線を使った場合の東京 – 函館間の料金は44,360円となります。

 

◆ANAの料金

2016年のANAのレギュラーシーズンの料金は往復割引で羽田空港 – 函館空港は63780円です。

更に東京駅 – 羽田空港(バス代往復930円)と函館空港 – 函館駅(バス代往復820円)を計算すると

63780+930+820=65530円

飛行機を使った場合の東京 – 函館間の料金は65,530円となります。

 

◆結論

今回の条件ですと▼のようになります。

  • 新幹線:44,360円
  • 飛行機:65,530円

新幹線の圧勝ですね。

 

しかし大分飛行機の条件を悪くしたので、実際はこうはいかないと思います。

成田経由でLCCを使えばおそらく20,000円を切る

 

スミマセン、現時点では函館空港のLCCはエア・ドゥのみで、羽田経由のみですね。

エア・ドゥスペシャルで25,000円位でしょうか?

ANAの旅割45を使えば30,000円くらいになるでしょう。

 

ただこれも新幹線で最大に割引を使えばいい勝負になりそうですね。

 

つまり結論から言えば次のことが言えると思います。

  • ハイシーズンでANAの旅割りも、LCCの割引もあまりきかない場合は新幹線。
    特に新幹線はハイシーズンでも200円しか上がらないので、その点は有利。
  • レギュラーシーズンでLCCなんてへっちゃらさ!で早期割で最安値で行きたい人は飛行機。
    ただ早期割引を上手く活用できるならシーズンによっては新幹線もアリ。

挙げるとキリがないと思いますが簡単にまとめることこんな感じじゃないでしょうか。

新幹線の割引が結構強く、上手く活用できるなら、新幹線のほうが料金的には優勢かも(時間という概念を抜けばの話です)

北海道新幹線と飛行機の時間を比較

北海道新幹線 時間

次に時間の比較をしていきますね。

時間なので片道計算でいきます。また条件は「北海道新幹線と飛行機の料金を比較」と揃えます。

 

◆北海道新幹線の片道時間

北海道新幹線の東京 – 新函館北斗にかかる時間は4時間2分です。これに新函館北斗 – 函館(はこだてライナー快速上り:15分)を足すと4時間17分です。

実際は乗り継ぎにかかる時間もあるでしょうから、実質4時間30分くらいですかね。

 

※はこだてライナーは下りとか普通になるともう少し掛かります。

  • 快速下り:19分
  • 普通上り:19分
  • 普通下り:22分

 

◆飛行機の片道時間

東京駅 – 羽田空港(バス35分)+羽田空港 – 函館(1時間20分)+函館空港  – 函館駅(バス20分)と計算すると2時間15分です。

仮に乗り継ぎに1時間かかるとしても3時間15分ですね。

 

◆結論

  • 新幹線:4時間30分
  • 飛行機:3時間15分

これは飛行機の圧勝ですね!

乗り継ぎが多くて面倒な部分もあると思いますが、とにかく時間重視の方には飛行機が軍配が上がるようです。

4時間の壁について

よく北海道新幹線で「東京 – 函館間が4時間以内を突破できるか」が話題となっていますよね。

実はあれは“人は3時間台までなら飛行機より新幹線を選ぶ傾向にある”ことが山陽新幹線で実証されているからなんです。

2000円より1980円の方がお得感があるようなものと同じ感覚のものかと思われます。

 

乗り心地以外に時間も飛行機に勝るとも劣らない数値を出すことが利用客獲得の勝負の明暗を分けるのではないかと思われます。

札幌駅開業はいつ?

どうせ北海道までいくなら、札幌まで行きたいと思うのは自然の道理だと思います。

そこで気になる札幌開業はいつなのかというと、現時点では2030年だそうです。

これでも5年前倒しになったそうですが、まだまだ先の未来ですね…

 

しかし正直函館止まりでは、利用価値が低いんじゃないかというのが個人的な感想です。

もちろん多くの事情があると思うのですが、せっかくなら一気に通して欲しかったですよね~。

Sponsored Link
サブコンテンツ

このページの先頭へ