世にも奇妙な物語『バツ』のオチをネタバレ!あらすじや原作は×?

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今回は前回紹介した『嘘の生まれた日』に続き、『世にも奇妙な物語25周年・映画監督編』の5作品のうちの一つ『バツ』を紹介いたします!

この作品も原田宗典さん執筆の『どこにもない短編集』に含まれている『×バツ』という原作あるので、そちらを元にネタバレしてまいりたいと思います!

またあらすじのオチはいかに?

世にも奇妙な物語『バツ』のあらすじ

11月28日放送の『世にも奇妙な物語SP』は完全な新作です。そして『映画監督編』と、監督に注目しろと言わんばかりのテーマですね笑

今回紹介する『バツ』の監督を担当されたのは山崎貴さん。

最近の作品では『永遠の0』で第38回アカデミー賞・最優秀監賞、『STAND BY ME ドラえもん』で第27回日刊スポーツ映画大賞・監督賞を受賞されております。

またかつて主演女優賞以外の日本アカデミー賞を総ナメにした『ALWAYS 三丁目の夕日』も担当されいました。

そんな凄い監督さんが担当される今回の『バツ』という作品、非常に期待が高まりますね!

『バツ』のあらすじ

銀行員の初野はある日、自分の額にバツ印があることを発見する。家族も気づかず、通勤途中、会社でも周りの人間は誰も見えていないらしい。そんなある日、おでこにバツがある別の男を目撃する。

出演:http://www.fujitv.co.jp

この『バツ』が意味するものは一体何なのでしょうか?

×印にはネガティブななイメージしか湧きませんので、きっとこの銀行員(阿部サダヲ)に良くないことが起きることは容易に想像つきますね。

おそらく、予告動画の最初にあった『潰れそうな工場の社長の融資を断った』ことが関係してきそうです!

気になるそのオチについては、放送終了後更新したいと思います!

【更新しました!!】

基本的な内容はほとんど原作と変わらないので、違いとオチだけ書きますね!

  • 原作ではバツは感じるだけで目には見えなかったが、本編では目視できる。
  • バツは亡くなる前の予兆というのがより強く明言されていた。
  • 最後は国民全員にバツが浮かび上がり、新型のウィルスが日本中に蔓延して滅亡してしまうという予兆が出るというオチ。

特に『罰=バツ』といった感じでは無かったですね~。予想が外れました笑

あとウィルスはおそらく現実世界でのエボラウィルスをパロッていましたね。

放送時期を間違えたら、荒れそうな内容だったと思います笑

原作『×バツ』を元にオチをネタバレ考察!

では『バツ』の原作をネタバレしていきましょう!

『映画監督編』では多少は内容は変わると思いますが、根元の部分は変わらないと思います。

『×バツ』のあらすじをネタバレ

不動産会社の営業マンの男はいつも通り、身支度を済ませ家を出た。今日は5件もの打ち合わせがあるので、しっかりスケジューリングを行わないと帰りが遅くなると、憂鬱になる男にある一つの不快感が押し寄せる。

その不快感の正体とはまるで額にバツを付けられているような感覚であった。もちろん鏡で見ても手で触ってもバツの痕跡など無い。しかししっかりと感じるのだ。バツ印の感覚を。

一向にその感覚が抜けない男は思い切って、妻に事情を話し、「額にバツ印がついていないか?」と尋ねるが「ついてないわよ。大丈夫?もしかしたら脳腫瘍かもしれないわよ?」と言われ、病院に行くことを勧められる。

仕方なく男は病院に行き、CTスキャン等の検査を受けるが、結果は全て異常無し。しかしこの結果に反するかのように、額のバツの感覚はどんどん強くなる。耐えかねた男は額を掻き毟る。

これを見かねた脳外科医は精神科を男に進める。

男は戸惑いながらも精神科を受診することを決意し、紹介された病院に向かう。精神科の先生は信頼できる風な感じであったが、最終的には「気長に構えて行くことが大事」の一点張り。

男は次第に訴える気力も無くなっていき「この狂おしい不快感は自分にしか分からないんだ」と落胆し、病院を後にする。

更にバツの不快感は増していき、男は無駄だと思いながらも図書館の医学書を読み耽る。しかし結局は何の手かがりは見つからない。

ただ一つだけ気になる症例を発見する。世界の奇病という本の内容に『昔ブラジルの狂信的なキリスト教信者たちのグループの数人が額に十字架が出た』という症例があったのだ。

その者たちは当人だけが強い気配を感じて苦し悶え、額に十字架の形に膿みが出き、1年以内に全員が狂い苦しみ亡くなったと記されている。

「私もこの者達と同じ運命を辿るのか?」と不安になる男の前に一人の男・ムラタが現れる。何とムラタも同じ苦しみ悩ませられているというのだ。

そしてムラタが衝撃の事実を話す。何とムラタの父が亡くなる2ヶ月前から同じ症状に悩ませられているのだと言うのだ。周りが言うには不吉な予兆だったのでは無いかという噂で持ちきりだったそうだ。

男はバカバカしいと否定しつつも、心の奥底では怯えていた。そしてムラタと連絡先を交換し図書館を後にする。

ついにはバツの不快感強くなり、会社を休んでいた男であったが、TVで衝撃の映像を目の当たりにする。

午前中に交通事故で亡くなったと報道のあった文部大臣の生前の映像が流れ、その額にはくっきりとバツ印が浮かび上がっていたのである。

慌てた男はムラタの経営する中華料理店に電話するが、そこで更に衝撃の事実を知らされる。それは代わりに出た相手の「ムラタさんは今朝亡くなりました」という知らせであった。

唖然として電話を切る男。すると額がジンジンと膿んだように痛み始めた。

そして男は今後自分に起こる未来を自覚するのであった。

(完)

参考:どこにもない短編集『×バツ』著者:原田宗典

ざっくりと解説しましたので、内容が気になる方は原田宗典さんの『どこにもない短編集』をお求め下さいね。

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やっぱりバツは不吉な予兆だったんですね〜。

しかしこの男や他の犠牲者達に何故『バツ』が与えられたのかは原作では明確とされておりません。

そこについては『映画監督編』で明らかになるのでしょうか?

「キリスト教信者たちが十字架の形を宿して召された」という描写があることからも、おそらくは『バツ=罰』なんじゃないかと思われるのですが。

ちらっと触れましたが『映画監督編』では序盤に融資を断るという非情な行為をしています。絶対これが関係してくると僕は予想します!

 

放送後にまた記事は更新したいと思いますのでお楽しみに♪

 

また同じく『映画監督編』の作品について紹介した記事『嘘が生まれた日のネタバレ!あらすじやオチは?原作はウソキヅキ』もよろしければご覧ください!

『嘘はこうして生まれたんだ』という世界についてのエピソードになっていてこちらも面白いですよ♪

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