八日目の蝉は実話で日野OL事件が元ネタ?アメリカにも似た話がある?
2月26日の金曜ロードショーで映画「八日目の蝉」が放送されますね!
母親の母性について描いたこの映画ですが、実話であの嘆かわしい日野OL事件が元ネタになっているという噂があります。
またアメリカにも似たような話があるとか?
早速見てまいりましょう!
八日目の蝉は実話で日野OL事件が元ネタになっている?
八日目の蝉は簡単に言うと“不○相手の女性が、男の妻の子供を誘拐して自分の子として育てる”というのが筋書きとなっています。
もちろんそこには色んな心理描写があるのですが。
日野OL事件について▼
- 日野市のアパートにある女が火をつけて逃亡。
- そのアパートは女の不○相手の家で、燃えている家の中にはまだ幼い2人の子供がいた。(男と本妻の子供)
- 妻は男を送り迎えに出ていたので家にはいなかった。
- 妻が駆けつけ、消防隊が来た時には手遅れで、2人の子供は犠牲になってしまった。
女が何故こんな行動を起こしてしまったかという動機に関しては感情の爆発。
男は妻と離婚を進めているような思わせぶりな態度で女を騙していました。
■妻と離婚を進めていると女に言う→結局はしない→離婚できないので中絶してくれ(これを2回繰り返す)
まさに最近のゲスの極みのあの人と同じ手口ですね。
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以下映画との類似点▼
・主人公が同じ職場の男と不○していた。
・不○相手の男は妻と別れて結婚すると言って、主人公を弄んだ。
・主人公が不倫相手の男の子供を妊娠し、中絶させられた。(実際の事件では2回中絶している)
・不○相手の男の妻が主人公と同時期に妊娠し、出産した。
・主人公が不倫相手の男の妻から罵倒された。
・罵倒された内容が、主人公が中絶したことに対して『掻き出す』という表現を使っている。
・主人公が原因で不○相手の家が火事になる。
・ドラマの事件の現場が多摩市で、実際の事件があった日野市と非常に近い。
・主人公の事件当時の年齢設定が29歳、不倫相手の男が32歳、妻が31歳で、実際の事件と近い。
(実際の事件の犯人は当時27歳、不倫相手の男が34歳、妻が33歳で、全員2歳差である)
女の置かれている状況や周辺環境に関してはかなり類似していますね。
しかし決定的に違うのは事件は“相手の妻の2人の子供が犠牲”になり、映画は“相手の妻の子供を育てる”ということです。
事象だけで見ればただ正反対なだけかもしれませんが、テーマで見ると両者に関しては大きな違いがあります。
事件は、女の男に騙されたことと相手の妻への“憎しみ”がテーマだが、映画は、女の母性という“愛”がテーマになっています。
これだけテーマの色が違っているので、この事件を元ネタにしてしまうと逆にこのような小説は描けないんじゃないかなぁと個人的には思います。(状況だけ参考にしたという考え方もありますが)
まぁ愛と憎しみは紙一重という見解も出来なくもないですけども…(愛が歪んで憎しみになるみたいな)
アメリカにも似たような話がある?
多分ですが、当時ザ・ベストハウス123という番組で日野OL事件に似たようなアメリカの事件が放送されていたことに関係があるのかと思います。
こちらも状況はほとんど一緒で、ちょっと違うのは女が宅配業者になりすまして妻の子供を誘拐し、その誘拐を隠すために火をつけたという点ですかね?
動機は女の妻への憎しみ「不○相手の男性をとられたので代わりに妻の大事なものを奪った」というものです。
この辺も日野OL事件と類似していますね。
こちらは6年後に子供と妻が再開を果たします。
最後に
結論として思うのが、どの話も「大人たちの勝手な都合で子供が犠牲になっている」ということです。
それに関しては八日目の蝉も例外じゃないと思いますよ。
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管理人はこの映画や事件からは「子供をつくるという行為の責任の重さ」について深く考えさせられました。
特に男性はもっとそのことについて考えるべきだと思いますね。